創業63年の歴史を誇る「金重(かねじゅう)本店」は、久喜駅近くに位置する地域の名店です。

今回は「金重本店」の地元に愛され続ける理由や、最近注目を集めているフルーツサンドの秘密について詳しくご紹介します。昔ながらの八百屋からミニスーパーへと転身した背景や、新たな挑戦についてもあわせてご紹介いたします。

ミニスーパーへの転換、その理由は?

「金重本店」はもともと八百屋としてスタートしましたが、3代目店長の決断でミニスーパーへと転換しました。

その背景には、久喜周辺でスーパーが増え、商店街がシャッター街になりつつあった現実がありました。この困難な状況で生き残るために、他店との差別化を図る必要があったのです。

3代目店長のアイディアで、八百屋の強みを活かしつつ、日用品も揃えたミニスーパーの形態にシフトチェンジしました。これにより、地元の人々に愛され続け、長年にわたる歴史を刻んできました。

フルーツサンドの挑戦

4代目店長が新たに始めた挑戦の一つが、フルーツサンドです。

テレビでフルーツサンドの人気を知り、自分たちもやってみようと決意したそうです。もともとフルーツを取り扱っていた強みを活かし、八百屋としての専門知識と目利きを最大限に活用。お店の敷地の半分をフルーツサンドの工場に改装し、土曜日限定で販売しています。

私も実際に土曜日に訪れてみましたが、開店早々に多くのお客さんが訪れ、あっという間に売り切れてしまう様子を目の当たりにしました。地元の方々だけでなく、遠方からわざわざ訪れる方も多く、その人気の高さに驚かされました。

SNSで広がる魅力

最近ではSNSの影響力も大きく、「金重本店」のインスタグラムをきっかけに訪れる人も増えています。なんと、遠方からの訪問者や長野県からのお客さんまで!長年培ってきた経験と情熱が詰まった商品は、世代を超えて愛されています。

SNSを通じて、金重本店の魅力がさらに広まり、新たなお客様を引き寄せることに成功しています。特にインスタグラムでは、おいしそうなフルーツサンドやソフトクリームの写真がたくさん投稿されており、それを見て訪れる人も多いようです。SNSの力を上手く活用し、現代のマーケティング手法を取り入れている点も見逃せません。

おすすめはソフトクリーム

金曜日と土曜日に提供されるソフトクリームも大人気です。北海道産の牛乳を使用し、オリジナルの濃厚な味わいを楽しむことができます。

私も実際に試してみましたが、そのとろけるような食感と濃厚な味は格別でした!

このソフトクリームは、クリーミーで濃厚な味わいが特徴です。口の中でとろけるその感覚は、一度味わうと忘れられません。特に暑い季節には、この冷たいデザートが最高のリフレッシュになります。

3兄弟が経営する多店舗展開

金重本店は、実は3兄弟で経営されており、鷲宮、青葉、本店の3店舗を展開しています。それぞれの店舗が特色を持ち、地域の人々に愛されています。どの店舗でも新鮮なフルーツやオリジナルの商品を楽しむことができるので、どこに訪れても「金重本店」のクオリティを堪能できます。

その他にも「金重本店」は地域の祭りやイベントにも積極的に参加し、地域とのつながりを大切にしています。久喜市のメディアにも度々登場し、その影響もあってか、老若男女問わず多くの方が訪れています。長年続く家族経営のお店として、地域の信頼を得ているのです。

例えば、地元のお祭りでは特設ブースを出店し、フルーツサンドや新鮮なフルーツを提供。また、地域の学校行事やチャリティーイベントにも協力し、地元のコミュニティとの絆を深めています。このような活動を通じて、「金重本店」は地域に愛される存在となっています。

久喜駅周辺に立ち寄った際は、ぜひ「金重本店」を訪れてみてください。こだわりのフルーツやフルーツサンド、そしておいしいソフトクリームを堪能できます。

長年の経験と情熱が詰まった商品を、ぜひ一度味わってみてください。きっとあなたも「金重本店」のファンになることでしょう!

「金重本店」を訪れて、その魅力を体感してみてください。

金重本店

住所埼玉県久喜市久喜中央3丁目9-39
アクセスJR東北本線、東武伊勢崎線「久喜駅」から徒歩約8分
営業時間10:00~18:00
定休日日曜日
電話番号0480-21-0074
駐車場あり