手作りの七味唐がらしを食べたことはありますか?
私は特に辛いものが好き!というわけではありませんので、お土産でもらったりすると市販のものよりおいしいかな?と感じる程度でした。こだわりの七味唐がらしを食べるまでは…。

住宅街の中にある知る人ぞ知る七味唐がらしの専門店

秋冬になり寒くなってくると、冷え性の私はいろいろな冷え対策を探すのですが、メジャーなものの1つに「唐がらし」がありますよね。唐がらしを使った料理や唐がらし成分が含まれた入浴剤などなど。
そこでネット検索したところ「手作り七味唐がらし」というキーワードを見つけ、手作りの七味唐がらしって食べたこと無いな?と思いさっそくお店を探しにやってきました。

用水路沿いの細い道をたどっていくと。。。突然のぼり旗がひらひらと風になびいていました。「とうがらし」と大きく書いてありますので、間違いなくこちらですね!

駐車場にも小さく看板がありました。一見すると普通のお宅のようでしたので、お店はどこだろう?と少し戸惑いながら敷地内へ入ってみました。

店構えというよりは、一般の住宅の玄関ですね。近づいてみると「チャイムを鳴らしてください」と案内が書いてありましたので、インターホンを鳴らしてみました。すると、すぐに店主が出迎えてくれました。

歴史を感じる店内と七味唐がらしの魅力

玄関に入ると、まず目についたのがこちらの木の箱です。かなり年季の入った木箱で、歴史を感じます。先代くらいまではこの木箱を担いで販売に出かけていたそうです。
ちなみに店主は4代目だそうで、100年以上も続く七味唐がらし一筋の専門店です。

木箱を開けると引き出しになっており、小袋に入った七味唐がらしが保管されていました。「中辛・小辛・大辛」とあります。他に赤色だけの一味唐がらしもあります。初めて購入される方は中辛をおすすめしているそうです。辛さだけでなく香りのバランスも良いそうで、お店のこだわりが1番わかりやすいのかもしれません。

こちらは先代が書いたという七味唐がらしの案内黒板です。30年以上も前から金額は変わらず500円!!辛さの調整だけでなく、たとえは山椒が苦手な方は山椒を抜いて作ってもらうなど、好みに合わせてオーダーもできるそうです。そんなお話を聞きながら、店主が七味のことを「七色」と表現されたことに、七味唐がらしへの愛を感じました。

香り豊かな七味唐がらしは自分用だけでなく贈答にもおすすめです

側道の行き止まりにこの旗があり目印となります。(お店の前に車を駐車して良いそうです)店舗には小辛・中辛・大辛のみが置いてあり、オーダーなど希望がある場合は電話にてお願いしておくと、リクエストのものを用意していただけます。
オンラインショップには「辛くない七味」というものもありました!辛味が苦手な方やお子さまにもこだわりの風味を楽しんでいただけます。

飯山七味唐がらし舗こだわりの手づくり七味唐辛子が30gで500円!改めて良心的だなぁと思いながらビニールを開封すると、青のりと柑橘の香りがふわっとただよい、それだけで食欲をそそります。

スーパーなどに売っている市販の七味唐がらしよりも全体的に具材が大きく、ふりかけのような感じです。中辛を購入してみましたが、辛すぎず香りがとてもよく何にでもかけて楽しめそうです。そばやうどんはもちろん焼きそばや冷奴などにかけるのもおすすめだそうです。

オンラインショップのサイトにはみなさんから募集した、七味唐がらしを使ったレシピも紹介されており、七味唐がらしの新たな味わい方を発見するのも面白そうですね。
ぜひ今までにない七味唐がらしの楽しみ方を試してみてください。

飯山七味唐がらし舗
住所:埼玉県久喜市菖蒲町三箇339−3
アクセス:JR東北本線、東武鉄道伊勢崎線「久喜駅」東口から車で約25分
TEL:0480-85-1352
営業時間:9:00-19:00
定休日:年中無休
駐車場:店舗前に駐車可