ワンルーム(1R)の選び方と間取りを活かした暮らし方7選
ワンルーム(1R)とは「部屋の中に仕切りが無くひと続きのつくりになっている部屋」のことです。昔から一人暮らしをする方に人気の間取りですが、最近ではキッチンと居室が別空間になっている1Kの人気が高まっていますね。※1KのKはキッチンを表しています。
ワンルームは、空間の使い方が難しく、物件の選び方や暮らし方のイメージが沸かずに悩んでいる方が多いと思います。
ですが、ワンルームにもいいところがたくさんあるのですよ!
ここで紹介するポイントを抑えれば、久喜のワンルームの選び方が分かって、暮らし方に魅力を感じてもらえるかと思いますので参考にしてください!
ワンルーム(1R)のメリット・デメリット
主に、1Kとの比較になってしまいますが、
【メリット】
- ワンルームは、同等の1Kに比べて、家賃が安いことが多い。
- 部屋が一体となっているため、実際よりも広く感じ、開放感がある。
- 1Kよりも一つの空間が広く、空間を生かしたデザイン性に富んだ部屋が比較的多い。
- 寝る時も、食べるときもテレビが見れる。
【デメリット】
- 料理時に発生する匂いなどが付きやすい。
- 食器や電子レンジなどを置くスペースが限られる。
- 部屋が一体となっており、部屋を暖めても玄関から外の冷気が感じられる場合がある。
ワンルーム(1R)を選ぶ際のポイント10
①広さの確認
ワンルームにおける○○帖という表記は、キッチンや廊下などのスペースを全て含んだものという認識が普通です。しかし、図面によっては表記の仕方が曖昧で、判断しづらいものもあります。間取り図を見てもよくわからない、実際の内見でなんだか狭く感じた場合は、担当者にきちんと説明をしてもらったほうがいいですよ!
②家具配置の位置確認
ベッドを置いたら、クローゼットの扉が半分しか開かない!他にベッドの置き場所はないし、半開きではモノを取り出しにくい、なんてことにならないよう、家具の配置をイメージするときは、ドアや収納扉などの開閉、通路スペースも確保できるかをチェックしましょう。逆に、使いこなせないスペースはもったいないので、家具屋にも行きながら、最適配置を考えてください。
③細長い居室は要注意
部屋が細長いと家具が置きづらく、居心地もよくないことが多いです。家具を置いていくと、通路しかなくなってしまい、狭い上にトイレまでも遠く感じてしまって毎日疲れる、なんてことに。現地見学の際、何もない部屋は広く見えるものです。家具を置いた状態をイメージしながら部屋の広さを確認していきましょう!
④コンセントやアンテナの位置は大丈夫?
コンセントの穴が少なく、家具・家電を置きたい壁にないと、思ったとおりにレイアウトできなくなります。たまに、建設会社のミス?で、なぜか玄関にコンセントがあることも。電話の差し込み口がキッチンにあり、寝室のパソコンと繋げるためにコードが部屋を横断。コンセントも、無理やりタコ足配線にすると、引っかかって危険ですし、みっともないですね。電話やアンテナの差し込み口や、コンセントの位置と数は要チェック!
⑤天井が高い部屋の注意点
ワンルームでは空間を広く見せるため、天井スケルトンなどで高さがあって、一見おしゃれな部屋も。ただし、その場合は、掃除や照明器具の交換などのしやすさも確認してください。窓が大きい場合も、掃除が大変なので注意が必要ですね
⑥トイレと居室が隣り合っていると、トイレの音が丸聞こえ。
一人のときはいいのですが、友達や彼が遊びに来たときはお互い恥ずかしいですね。間に収納が設けたりすることで、解決することもありますので、気にしてみましょう。
⑦朝シャン派ですか?
朝、シャワーの後に洗面化粧台でお化粧する場合、バス・洗面が同じ空間だと、湿気がムンムンして困ります。そういう方は独立洗面台で探したほうがいいでしょう。自分のライフスタイルから逆算してみましょう。
⑧カウンターキッチンは本当に必要?
友達が遊びに来たとき、カウンター越しに顔を見ながら話せていいと思いがちですが、普段は一人だから関係ないですよね。それよりも、日常的にキッチンに出入りするのに、いちいち回り込まないといけないのが意外と面倒くさいですよ。
⑨最上階のお部屋の注意点
見晴らしがよく、上の階の生活音を気にしないでよい、という魅力の最上階。気を付けないといけないのは、最上階は太陽をもろに浴びて暑くなりがちです。天井スケルトンの場合は、灼熱地獄になりますから気を付けましょう。
⑩窓が多いと、風通しがよくて気持ちよさそう!?
意外と、カーテン代が高くつきます。しかも、窓用の防犯グッズも結構な出費に。窓が多かったり、大きい窓がある場合は、カーテンや防犯グッズの予算も多めに見ておきたいところですね。また、カーテンのオーダーには時間がかかるので、お早めに。
ワンルーム(1R)の暮らし方のアイデア7選
空間の使いづらいワンルームですが、家具の配置の仕方で、すっきりとした印象に仕上げることができ、広さが違って見えてきます。参考にしてみて下さい。
①ロースタイルの家具を使う。
ロースタイルの家具を揃えることで、視線が低くなり、天井が高く感じられます。冷蔵庫や机、収納家具も部屋の手前に高いもの、奥には低いものを配置すると遠近効果で広く感じられるようです。また、複数の家具を置く場合には前面を揃えるようにして並べることですっきりした印象になりますよ!
②カーテンの色柄を工夫する。
ワンルーム(1R)を選ぶ際のポイント カーテン部屋の印象を広くする方法として、色を変えることで、効果が期待できます。窓は意外と面積も大きいので、それをカバーするカーテンは濃くて暗い色より、明るい淡い色のほうが広さを感じることができます。柄が大きいものは狭く感じることがあるので、小さいほうがおすすめ。家具とカーテンの色を同系色で統一するのもいいと思います。
③ベッドにも収納機能を。
ベッドは比較的大きく、置き場所が限られてしまいがちですから、ほかの家具との兼ね合いを考える必要がありますが、ベッド下に収納できるものを選べば、押入れやクローゼットに余裕ができるかもしれません。
④小さいソファを置いてみる。
ワンルーム(1R)を選ぶ際のポイント ソファゆったりとソファでくつろいでTVを観たい、という方は多いのではないでしょうか・・・。しかし、ワンルームで部屋にソファを置いてしまえば部屋が狭くなってしまいますね。
ただ、ソファにも大きさがさまざまあり、家族で使うような3人掛けソファではなく、2人掛けや1人用のソファもあります。また、部屋を広く見せるような低いソファなども沢山あるので、自分の部屋にあったソファを探してみましょう!ソファもベッドも置きたいが、狭くなるのは嫌だ、という方は、ソファベッドがオススメですよ。
⑤間仕切りで簡易1Kにしてみる。
ワンルーム(1R)を選ぶ際のポイント 間仕切りワンルームでは、料理の煙や臭いが気になるところです。そこで例えば、煙や臭いがなるべく拡散しないように間仕切りを配置してアレンジすることで、解消できます。また、棚で仕切ることで、収納にも活かすことができます。限られたスペースをいかに有効に使うのか考えるのも楽しいですね。
⑥テレビ台も工夫する。
ワンルーム(1R)を選ぶ際のポイント テレビ台ワンルームという限られたスペースでは、できるだけ収納力の高い家具が好ましいので、例えば、テレビは専用のテレビ台の上に設置せず、チェストなどが付随した収納家具にしてみると便利です。
⑦玄関上は意外と有能。
玄関収納玄関の造りによりますが、扉上部に合わせてボードを固定したり、つっぱり棒で棚として利用することもできますよ!室内から見えてしまうのが気になる方は、布などを目隠しで取り付けても良いでしょう。
久喜のワンルームの選び方・暮らし方まとめ
いかがでしたか?ワンルームでも、いろいろな選び方や暮らし方があることが分かってもらえたかと思います。ぜひワンルームも一人暮らしの選択肢に入れていただけたらと思います!