スポーツを通じてまちの活性化づくりに貢献している久喜市の不動産会社「フジハウジング」が昨年末の12月29日、利根川沿いの河川敷・管理道路で開催されたマラソン大会「一心 furun 栗男 × 栗女決定戦」に特別協賛した。

内容は農時新聞2面に掲載されているが、当ページでは「10マイル」「10㎞」に出場した選手の力走ぶりや特別企画「栗男×栗女決定戦」(河川敷から急坂を一気に駆け上がる400m)のハイライトを写真で紹介する。

栗男×栗女決定戦(400m特設コース)

ゲストランナー 田中 希実(たなか のぞみ)さん

1999年9月4日生まれ。兵庫県出身。


2014年に中学生で全国都道府県対抗女子駅伝競走大会に兵庫県代表として出場し、8区区間賞を獲得。翌年も8区を走り区間賞を獲得。
西脇工業高校に進み、第70回国民体育大会では1500mで優勝、翌年71回大会では3000mで2位、72回大会では3000mで優勝。2016、2017年は全国高校駅伝に出場。2018年都道府県対抗女子駅伝では1区を走り兵庫県の優勝に貢献。アジアジュニア選手権では3000m大会記録で金メダルを獲得。

ゲストランナー 藤原 新(ふじわら あらた)さん

1981年生まれ 長崎県諫早市出身
スズキAC ヘッドコーチ(現)

中学校で長距離走と出会い、高校より本格的に競技にのめり込む。5000m、10000mで県高校記録を樹立後、拓殖大学に進学する。箱根駅伝は1年時1区、3年時4区を走る。
2010年にプロに転向し、転向後初のレースとなるオタワマラソンではコースレコードで優勝する。
2012年東京マラソンでは無所属の状態で臨んだが、日本人1位総合2位でゴールし、ロンドンオリンピック日本代表に選出。

現在はスズキアスリートクラブで男子チームのヘッドコーチを務め、後輩たちの指導に励む。
またその傍らでテレビ出演やゲストランナーなども務めランニングの楽しさを伝える活動も行っている。

走り納めマラソンに500人参加

久喜第1回「一心FuRuN」大会開催

あの田中希実もゲストで快走

一心FuRuNに年最後のランニングを楽しもう!こんな趣旨で12月29日、久喜市の利根川沿いの河川敷・管理用道路でマラソン大会が開催され、老若男女500人超が参加した。年末恒例5年間続いた栗橋宿マラソンが関係者の調整不足で夏に大会中止が決まったが、継続を望むファンや特別協賛を務めたフジハウジングや協賛企業の森永製菓、花王石鹸、ケーブルテレビ久喜など18社の後押しもあり、市民ランナー・川内鴻輝氏が形を変えて年末風物詩を継続した。種目は「10マイル」「10㎞」「400mダッシュ栗男・栗女決定戦」の3つ。大会には現在日本陸上界の中距離の覇者でパリ五輪日本代表となった田中希実さんやロンドン五輪マラソン日本代表の藤原新さんも特別ゲストとして参加、市民ランナーと一緒に快走を見せていた。

記事:農事新聞2025年1月29日号
写真提供:農事新聞

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