埼玉県久喜市菖蒲町にある「菖蒲グリーンセンター」は、地元で採れた新鮮な野菜や旬の果物が揃う直売所です。
店内には菖蒲産をはじめ、周辺地域の農産物や加工品が並び、訪れる人々でにぎわっています。
今回は、お盆前の活気あふれる店内を訪れ、地元の味をたっぷり楽しんできました。

菖蒲グリーンセンターとは?

菖蒲グリーンセンターは、モラージュ菖蒲から車で約10分の場所にある、地元農産物の直売所です。
新鮮な野菜はもちろん、季節ごとに旬を迎える果物も豊富に販売しています。

菖蒲町では、いちごと梨が特産品として知られています。
いちごは11月中旬から5月下旬まで販売され、1月上旬からはいちご狩りも楽しめます。

梨は8月上旬から10月下旬にかけて、幸水・豊水・あきづき・新高などの品種が並びます。

今回訪れたのはお盆前で、店内は梨を買い求める多くのお客さんでにぎわっていました。

菖蒲グリーンセンターの店内の様子

この日はお盆前ということもあり、お店の外には多くのお客さんが訪れ、活気にあふれていました。

店内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは、韓国出身である地元の方が手作りしたキムチ。
キムチといえば白菜から作られていることが多いですが、こちらではニラやキャベツから作られたキムチが陳列されています。
また、本場韓国の味を楽しめるだけでなく、無添加なので、体にやさしいのが特徴です。
パックに詰められたキムチは、贈り物にも喜ばれそうな素朴で温かみのある雰囲気を持っています。

キムチが陳列されている場所から振り返ると、地元で採れた野菜が並ぶコーナーがあります。
そこで私の目を引いたのが、菖蒲産のにんじんやかぼちゃ。
どちらも色鮮やかで、地元の畑から直接届いた新鮮さが伝わってきます。

野菜コーナーを進むと、白岡産のスイカがずらりと並んでいました。
スイカは丸々と大きく育っていて、お盆で帰省した家族とスイカ割りをしたり、みんなで分け合って食べるのにピッタリだなと感じました。

店内の壁際には調味料が陳列されています。
醤油やめんつゆ、ソースなど、野菜と一緒に買えばそのまま食卓が整うのがうれしいところ。
地元野菜や果物を買うついでに「ここで全部揃うから便利だな」と感じました。

野菜を購入しました!

今回、私は菖蒲産のモロヘイヤとしいたけを購入しました。

どちらも大好きな食材で、モロヘイヤが旬を迎える時期には、店頭に並んでいるのを見るとつい手に取ってしまいます。
しいたけは、常に冷蔵庫に常備しているほどお気に入りのきのこです。

そんなモロヘイヤとしいたけですが、菖蒲町でも栽培されているとは知りませんでした。
菖蒲町といえば、住宅や大きな工場が立ち並ぶ印象が強く、野菜が育てられているとは思ってもみなかったのです。

モロヘイヤは袋いっぱいに詰まっていて、今回は半分ほどを使い、残りは別の料理に活用する予定です。

しいたけはカサが肉厚で、軸も太く立派。
今回は、大好きなバター醤油焼きにして味わおうと思います。

購入した野菜で料理を作りました!

モロヘイヤは、エノキと菖蒲産しいたけの軸、ウィンナーを刻み、バター醤油で炒めました。
ウィンナーとしいたけの軸から出るうまみがバター醤油と合わさり、ご飯が進む一品です。
連日の暑さで食欲が落ちやすい時期ですが、エノキのコリッとした食感と、モロヘイヤの粘りによる喉ごしの良さで、スルスルと食べられます。

次回はおひたしや、細かく刻んでとろろのようにした料理にも挑戦してみたいと思います。

しいたけはバターを切らしてしまったため、代わりにマヨネーズをのせて焼きました。
肉厚で食べ応えがあり、かじるとジュワ〜とうまみがあふれます。
醤油の香ばしさと塩気、マヨネーズのコクが重なり、贅沢な味わいとなりました。

お昼ご飯として作りましたが、思わずお酒が欲しくなるおいしさでした。

菖蒲グリーンセンターへ行ってみよう

今回、菖蒲グリーンセンターを訪れ、梨を買い求めるお客さんの多さに驚きました。
菖蒲産のモロヘイヤとしいたけも堪能し、大満足の訪問となりました。
地元や周辺地域で採れる野菜を知るきっかけにもなり、充実した時間を過ごせました。
菖蒲町を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください!

菖蒲グリーンセンター
住所:埼玉県久喜市菖蒲町小林227
アクセス:JR宇都宮線「久喜駅」から車で約20分
TEL:0480-85-4444
営業時間:9:00-18:00
定休日:年末年始