久喜の住宅地の一角に佇む「清水製菓」。手作りのせんべいがずらりと並ぶこのお店は、地元の人々から長年愛され続けています。
今回は、オーナーとの対話やおすすめ商品を通して、清水製菓の魅力を余すところなくお届けします。
幸手久喜線の近くに位置する、緑色の大きな暖簾が特徴の「清水製菓」。店内に一歩足を踏み入れると、さまざまな種類のせんべいがずらりと並び、どれを選ぶか迷ってしまいます。
今回、お店のオーナーとお話する機会がありました。清水製菓は、地元の常連客に愛されているだけでなく、通り沿いという立地から初めて訪れる若いお客様も多いそうです。
創業は昭和39年、2代目オーナーの情熱
清水製菓は、1964年の東京オリンピックの年に創業されました。現在は2代目のオーナーが店を守り続けており、バイク好きということで、久喜周辺やバイクの話題で盛り上がりました。
そんなオーナーさんから、特におつまみにおすすめのせんべいを2つご紹介いただきました。
- ごぼう煎餅
まずは「ごぼう煎餅」。袋を開けると、ごぼうの土の香りがふわっと漂いますが、食べると香りは控えめで、自然な風味を楽しめます。軽い食感で、ついつい手が伸びるおいしさです。
ごぼうの風味がしっかり感じられるこのせんべいは、ヘルシー志向の方にもぴったり。家族や友人とシェアするのも良いかもしれません。食べると自然と会話も弾み、楽しいひとときを演出してくれそうですね。
- わさびチーズ煎餅
次に「わさびチーズ煎餅」。口に入れた瞬間、わさびの香りが広がり、辛さは控えめで食べやすいです。最初の刺激がチーズのまろやかさと絶妙にマッチし、やみつきになること間違いなし。特にビールとの相性が抜群で、男性に人気だとか。
後を引く味わいで、この組み合わせは他ではなかなか味わえないと個人的に思いました。
多彩なラインナップとこだわりの原料
清水製菓では、多種多様なせんべいを揃えています。お客様の好みに合わせて提案してくれるので、自分にぴったりの味を見つけることができます。特に、米と醤油にこだわり、うるち米や餅米を使用したせんべいは、一度食べたら忘れられない味わいです。
店内には伝統的な製法で作られたせんべいが並び、その一つ一つに職人の技が光っています。素材にこだわり、昔ながらの製法を守り続けることで、他では味わえない深い味わいを実現しています。
実績も豊富
清水製菓は全国菓子博覧会や埼玉の品評会にも参加し、その実績として知事賞を2回受賞しています。店頭には受賞した賞状や盾が飾られており、その品質の高さがうかがえます。
こうした実績は、品質に対する確かな証であり、清水製菓のせんべいが多くの人々に愛され続けている理由でもあります。地元の人々だけでなく、遠方から訪れる人々にもそのおいしさが伝わりますよね。
久喜市に訪れたら、ぜひ清水製菓へ
清水製菓は、店舗の外観から内装まで、どこか懐かしさを感じる雰囲気が漂い、訪れる人々を温かく迎えてくれます。
実際に訪れてみて、店内の温かい雰囲気と、せんべいの香ばしい香りを感じながら、オーナーとの会話で、せんべいに対する情熱がひしひしと伝わってきました。
ただせんべいを販売するだけでなく、お客様一人一人に寄り添い、最適な商品を提案してくれることや、素材にこだわり、伝統を守り続けるその姿勢に感動しました。
久喜市にお立ち寄りの際は、ぜひ清水製菓に足を運んでみてください。楽しいお茶の時間やちょっとした手土産に、自分にぴったりのせんべいを見つけてみてはいかがでしょうか。食感や味わいの違いをぜひお試しください。地元の方だけでなく、遠方から訪れる方にもぜひおすすめしたいお店です。
ぜひみなさんも、清水製菓の魅力を体験してみてください。
清水製菓
住所 | 埼玉県久喜市久喜北1丁目12-1 |
アクセス | JR東北本線、東武伊勢崎線「久喜駅」から車で約5分 |
営業時間 | 10:00~17:00(オーナー不在の際は電話してほしいとのこと) |
電話番号 | 0480-21-0305 |
定休日 | なし |
駐車場 | 1台 |