流行りのおしゃれなカフェもいいけれど、たまには音楽を聴きながら、珈琲を飲んで一息ついてみませんか?
気付けば触ってしまうスマホ。でも今回紹介する喫茶店はスマホを置いてくつろぎたくなる、そんな場所です。
久喜駅近くの珈琲パウエル

久喜駅から6分ほど歩いた場所にある『珈琲パウエル』(以下、パウエル)。2025年でオープンから20周年を迎えたお店です。
黄色い看板が目印。イラストはピアノを奏でているどなたかの姿でしょうか。昭和の良い雰囲気がありそうですね。
ちなみに、お店の前に車1台分の駐車スペースがありましたよ。

お店に入ると「いらっしゃい」とお店の方が丁寧なお辞儀をして迎えてくれました。どうやら、女性おひとりで切り盛りしている様子。
店内は照明が少し薄暗く、大人な雰囲気が感じられます。流れている音楽は50〜60年代のJAZZなのだとか。

棚にずらりと並ぶCDの数々、壁に飾られたJAZZミュージシャンの写真。映画のワンシーンにでも出てきそうな空間に思わず、惚れ惚れしてしまいます。

カウンターの後ろには、かっこいい珈琲カップが整然と並んでいました。どれも丁寧に、そして大切に手入れされているようです。
豊富なラインナップ!自分好みの珈琲を選ぼう

パウエルでは自家焙煎の珈琲が楽しめます。ストレートやブレンド、アメリカンなど種類はさまざま。紅茶もありますよ。
「ほろ苦くスッキリした味」「ほろ苦く味わい深い」など、簡単な味の説明も一緒に記載されていました。
珈琲を飲む習慣はあるものの、その種類や味はあまり詳しくない私。初めて飲む種類の珈琲でも、こういった説明があると、選びやすくて助かりますね。

また、珈琲豆も100gから販売されている様子。深煎から中煎まで10種類あり、お値段は100gあたり750〜800円でした。

お店で飲んだお気に入りの味を自宅にも持ち帰れるなんて、うれしい限りです。通販やギフトにも対応しているそうです。
気に入った味を家族や友人におすそ分けするのもいいかもしれません。

そして、この日は悩んだ結果、東宝ブレンドを注文。
子どものときによく食べたお菓子のルマンドがついていて、思わずテンションが上がりました。さりげないサービスに心があたたまります。
珈琲は渋めですっきり。飲みやすい味わいです。
珈琲カップもステキで長年丁寧に扱われてきた印象。お店の雰囲気にあっていて、その歴史が感じられました。
JAZZ好きのご主人が始めたお店

2005年創業のパウエル。もともとはご主人のJAZZ好きが高じて始められたお店とおっしゃっていました。
しかし、そんなご主人も2025年の2月に他界。現在はその想いを引き継いで奥様がおひとりで営んでいるそうです。

JAZZをもっと多くの人に聴いてほしいという想いのあった、ご主人。
2006年から久喜市で入場無料のジャズ鑑賞会を開催していたそうです。コロナ禍を機に現在は予約制にしているとのことですが、これまですでに59回も催されています。
お店のSNSを見ると、埼玉新聞の取材を受けたこともあるようです。
「JAZZってなんだか難しい」というイメージを取っ払って、もっと気軽に楽しくいろいろな人に聴いてほしい。
そんな想いを引き継ぎながら、お店を続けられている奥様と久喜市でJAZZ文化を広めてこられたご主人に頭が下がる想いです。
お店を出る最後の時まで、深くお辞儀をされて丁寧に接してくださったご婦人の姿が心に残りました。
正直なところ、私は今まで積極的にJAZZを聴いてきませんでした。でもパウエルでおいしい珈琲を飲みながら音楽を聴いていると、なんだか心地の良い気分に。
お話をうかがっているうちに、これからJAZZをもっと聴いてみたくなりました。こうやって自分の世界が広がるとは思いもよらなかった収穫です。
みなさんもパウエルで音楽の幅、広げてみませんか?
珈琲パウエル
住所:埼玉県久喜市久喜中央4丁目1-4
アクセス:JR宇都宮線・東武伊勢崎線「久喜駅」から徒歩約6分
TEL:0480-21-3224
営業時間:14:00-17:00
定休日:木曜日・金曜日
駐車場:1台