久喜 提灯祭り「天王様」について、祭りの持つ魅力や最新情報をご紹介します!
久喜 提灯祭り「天王様」では、昼は豪華絢爛な「人形山車」、夜は迫力満点の「提灯山車」と全く異なる2つの魅力が楽しめます。

本記事では、令和6年度(2024年度)の最新情報をご紹介します。

久喜提燈祭り「天王様」

久喜提燈祭り「天王様」は、埼玉県久喜市で毎年7月12日と18日に行われている祭礼です。

この祭りでは昼と夜で趣の異なる山車(だし)が、賑やかな笛や鉦・太鼓のお囃子とともに久喜駅西口を中心に町内を巡行します。

両日とも7台の山車が登場し、昼間は人形を乗せて華麗に飾りつけられた「人形山車」を、夜は約500個の提灯をまとった日本一の「提灯山車」を見ることができます。 提灯の明かりが夏の夜を彩る様は、まさに圧巻の一言です。

令和6年久喜提燈祭り「天王様」開催日程

令和6年度の久喜提燈祭り「天王様」の開催日程は以下のとおりです。(雨天も開催します)

開催日

  • 令和6年(2024年)7月12日(金)
  • 令和6年(2024年)7月18日(木)

※祭りの期間は令和6年(2024年)7月12日(金)から7月18日(木)までとなっていますが、山車が町内を巡行するのは上記の2日間だけとなります。

開催場所

  • 久喜駅西口駅前周辺地域
  • 交通アクセス
  • ・JR宇都宮線、久喜駅西口下車
  • ・東武伊勢崎線、久喜駅西口下車
  • ・東北自動車道、久喜IC下降
  • ※7月12日(金)と7月18日(木)は12:00~22:00で交通規制が行われます。
  • 最新情報・詳細は久喜市のホームページをご確認ください。
  • また、久喜市が提供している下記のチラシでは、交通規制の情報や祭りの山車の巡行スケジュールを確認することができます。
  • 参加する際には一度目を通しておくことがおすすめです。
  • 【参考】久喜市ホームページ:令和6年 久喜提燈祭り「天王様」交通規制チラシ
  • https://www.city.kuki.lg.jp/miryoku/summer_fes/chochin.files/chouchinR6.pdf

久喜提燈祭り「天王様」の歴史と背景

久喜提燈祭り「天王様」は、約240年の歴史と伝統を誇る祭りです。
天明3年(1783年)の浅間山の大噴火で被害を受けた町の復興を願い、祭礼用の山車を曳き廻したことが始まりと伝えられています。

久喜 提灯祭りの見どころ

昼夜で異なる魅力を楽しめる、久喜提燈祭りの見どころを解説します。

人形山車の紹介

例年昼の12時頃からは、神話の登場人物や歴史上の偉人を題材にした人形を山車に乗せ、町内を曳き廻します。
各町内の人形は、次のとおりです。

本壱素戔鳴尊(スサノヲノミコト)
本二武内宿禰(タケノウチノスクネ)
本三神功皇后(ジングウコウゴウ)
仲町織田信長(オダノブナガ)
志ん一日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
志ん二神武天皇(ジンムテンノウ)
東一鍾馗様(ショウキサマ)

「人形山車」は、高さ約7.5m、重量約4トンもの大きさです。
お囃子(はやし)とともに市内を練り歩く光景に、子供も思わず釘付けになるほど迫力満点です。
人形達の気迫あふれる表情や荘厳な佇まいは、必見です!

山車の夜顔

「人形山車」の巡行終了後、夜には四面に4百数十個余りの提燈を飾り付けた「提灯山車」に早変わりします。
ちなみに提灯の明かりは全て本物のろうそくを使用していますよ。

日本一と称されるほどの大きさを誇るその姿は、見る人を幻想的な世界へと誘います。
7台の「提灯山車」は、それぞれ笛・鉦(かね)・太鼓が奏でる、にぎやかなお囃子にのせて市内を巡行します。

祭り最大の見せ場は、20時過ぎに行われる迫力満点のパフォーマンスです。

久喜駅西口ロータリーに7台全ての提燈山車が集合し、山車を急接近させたり、ぶつけたりと勇ましく激しい動きを見せ、祭りのクライマックスを盛り上げます。

威勢の良いかけ声に合わせて、山車が回転したりぶつかり合ったりする姿に、会場中が熱気に包まれます。

祭りを鑑賞する際の注意点として、夜の山車に近づいたり触れたりしないようにしましょう。
久喜の山車は、走り出したり、回転したり、かじ棒が前後にスライドしたりするため接触事故が起こる危険性があります。
また、押し合いに巻き込まれる可能性もあるため、特に小さな子ども連れの場合はできるだけ離れて見学する事が大切です。

まとめ

久喜提燈祭り「天王様」は、埼玉県久喜市で毎年7月12日と18日に行われている祭礼です。
昼は豪華絢爛な「人形山車」、夜は迫力満点なパフォーマンスが楽しめる「提灯山車」と、それぞれ異なる姿を楽しむことができます。

2つの魅力を楽しめる、久喜提燈祭り「天王様」にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?