2024年度久喜市綱引大会観戦記
君は貴女はここまで熱くなれるか⁉
学校、地域、職場のために1本の綱に愛を込める
まちの活性化や市民の団結力向上に活用しようと様々なスポーツ行事を展開している久喜市だが、かれこれ40年近く延々と続くイベントとして「綱引大会」があると聞いた。そこで昨年暮れこの大会が開催されている久喜市総合体育館に行ってみた。館内は「頑張れ!」の歓声がこだまする中、1チーム8人の選手たちは「学校」「地域」「職場」などの名誉と誇りを胸に秘め、仲間を信じて、1本の綱に愛を込め、懸命に引いていた。
ジャーナリスト・長谷田一平
久喜市主催のこの綱引大会は合併前の旧久喜市時代の昭和59(1984)年から毎年年末に開催する伝統イベント。1チーム8人男女混合で編成するのが決まり。部門は小学生が低・中・高の3つに分かれており、それに一般の4部門。
今年は市内各地から80チーム732人が参加。見学者を入れると1,500人近くとなり、広い体育館は熱気であふれかえっていた。
小林鮪倶楽部5連覇達成
この中で特筆されるのは一般の部で優勝した「小林鮪倶楽部」。市によると同倶楽部は2017年~2024年までの8年間中、コロナ禍で休止となった3年を除いて今回で何と5連覇を達成。主将・岩井恵里香さんは強さの秘密について「チームワークと練習量」と語る。何でも週に4回、小林小学校の体育館に夜メンバーが集まり、1時間半ほど練習しているとか。その不断の努力が揺るぎない連覇に繋がっていた。
部門優勝チーム
●小学生低学年の部=小林小学校パワフル小林
●小学生中学年の部=砂原小学校砂原STAR
●小学生高学年の部=青葉小学校青葉8
●一般の部=小林鮪倶楽部
記事:農事新聞2025年1月29日号
写真提供:農事新聞
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