【久喜市】新型コロナワクチン接種費用 65歳以上の高齢者3,000円検討

新型コロナウイルスワクチンの接種費用が全額公費負担の2類から全額自己負担の5類に移行したのに伴い、厚生労働省は7月5日までに全国の地方自治体に対し、65歳以上の高齢者及び60~64歳で重症リスクの高い方に限って、負担軽減措置を実施する旨を通達した。具体的には1本1万5,300円するワクチン代のうちの8,300円を国が助成するので、65歳以上の高齢者等には7,000円で接種できるようにした。

厚労省軽減措置7,000円接種提示

これを受けて全国の各地方自治体では現在、ワクチン「秋冬接種」に向け、高齢者の負担を7,000円でいくか、自治体が更なる助成措置を講じて、7,000円の半額程度の3,000円にするか検討が進められている。そういった中、久喜市の鳥海正・地域保健課長は7月8日の本紙取材に「久喜市では3,000円負担の方向で行こうと現在検討している」と回答した。3,000円でワクチン接種ができる理由として「インフルエンザ予防接種の時と同額」を挙げた。今後市内40以上の医療機関と10月から始まる定期接種に向け、詰めの作業を行うとしている。

記事:農事新聞2024年8月4日号

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