久喜市も補正予算組む 小中9校の改善に力

久喜市では10年前から校舎の大規模改修に併せて便器を洋式に切り替えているが、今年度はこの計画以外に6月議会に補正予算として3755万円を計上、2本立てで取り組むことにした。

3755万円を活用して便器洋式化率50%未満の小中学校の率改善に乗り出す。工事対象は小学校が久喜北、菖蒲、栢間(かやま)、栗橋西、鷲宮の5校で22基、中学校が久喜、久喜東、栗橋西、鷲宮西の4校で計24基。年内着手の予定。市教育委員会によるとこの工事とは別に毎年大規模工事に併せて実施しているトイレ改修も行うとしている。対象校は小学校が江面小8基、中学校が菖蒲中46基。

市の榊原俊彦・教育部教育総務課長はこれら2本立て洋式化工事で久喜市の小中学校33校1742基の便器に対する洋式化率は現状46%が51%(884基)になるとしている。

記事:農時新聞 2021年8月8日号

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