今回は、地元の方に愛されるアットホームな喫茶店「喫茶たんぽぽ」を紹介します。

久喜駅近く!知る人ぞ知る隠れ家カフェ

久喜駅から徒歩6分ほどの場所にひっそりと佇む「喫茶たんぽぽ」は、知る人ぞ知る隠れ家のようなカフェです。

外観は控えめで、大きな看板も掲げられていないため、初めて訪れる人は少し迷ってしまうかもしれません。しかし、そんなひっそりとした佇まいこそが、このお店の魅力の一つでもあります。

夜にはバーとしての営業もしており、昼間とは違った顔を見せてくれるこのお店は、地域の人々に愛されるアットホームな空間です。

店内に入ると、元気で親しみやすいママが笑顔で迎えてくれます。

お店全体は落ち着いた雰囲気に包まれており、日常の喧騒から離れてほっと一息つける場所です。

手作りの装飾や飾り付けが随所に見られ、温もりを感じさせる要素がちりばめられています。

特に、奥のスペースに飾られているお子さんの手描きの絵や、お人形のディスプレイは、子どもたちも喜びそうなかわいらしい演出です。

お子様連れにはうれしいサービスがたくさん!

「喫茶たんぽぽ」は、単なるカフェではなく、親子連れに優しいお店としても評判です。ママは子育て世代を応援したいとの思いがあるそうで、特定の日には、親子での食事を楽しめるさまざまなイベントを開催しています。

また、親御さんがゆっくりと食事を楽しめるように、スタッフが子どもたちの面倒を見てくれることもあるんだとか。

こういった配慮は、子ども連れの親御さんだったらとってもありがたいものですよね。子育て世代を応援したいという思いからくるサービスが、地元の人々の心をつかんでいるんだなと思います。

手作りの温もりがうれしいフードメニュー

「喫茶たんぽぽ」で提供される食べ物や飲み物は、全て手作りのもの。
私が訪れた際には、香り高いコーヒーと手作りのドーナツをいただきました。コーヒーは、ほのかな酸味と深いコクがあり、甘いものと相性抜群です。

一方、ドーナツはふわっとした食感で、ほどよい自然な甘さが口の中に広がります。素材の味を大切にしている手作りのドーナツは、まさに心のこもった一品で、食べる人をほっとさせる温かみがあります。

店内にはクラフトビールのサーバーもあります。日替わりで置いているビールもあるみたいですので、クラフトビール好きは通ってしまうお店ではないでしょうか。

「喫茶たんぽぽ」のママは、もともと近くでウイスキーバーを経営していた経験があり、その経験を活かして、この場所でカフェをオープンしました。

このお店の建物自体には、少しユニークな歴史があり、以前は「お祭り会館」として地元の催し物などに利用されていたそうです。

その後、スポーツビアバーを経て、現在の「喫茶たんぽぽ」に生まれ変わったとのこと。地域の歴史とともに歩んできたこの場所は、今では親子連れや地元の常連客に愛される温かな場所となっています。

夜になると、バーとしての営業になりますが、昼間の落ち着いたカフェとは一味違った雰囲気に包まれます。

バーテンダーとしてカウンターに立つのは、昼間のママではなく、別のスタッフのお兄さんだそうです。
昼の穏やかな雰囲気とはまた異なる、しっとりとした大人の空間を楽しめるのも、「喫茶たんぽぽ」のもう一つの魅力です。

昼間はカフェ、夜はバーとして営業している「喫茶たんぽぽ」。温かい雰囲気と手作りのメニュー、親子連れにも優しい心配りが、このお店の人気の秘訣です。

久喜駅から少し足を延ばし、隠れ家的なこの場所で、自分だけの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


喫茶たんぽぽ
住所:埼玉県久喜市久喜中央3-9-58
アクセス:JR宇都宮線「久喜駅」より徒歩約6分
電話: 080-4073-3824
営業時間:10:00 – 15:00
定休日:火曜日・土曜日