久喜で長年愛され続ける「折原こんにゃく」。
創業94年。昔ながらの製法を守りながら、一つひとつ丁寧に手作りされるこんにゃくは、実は久喜の給食にも使われているんです!

「久喜こんにゃく」や「久喜しらたき」「絹付きところてん」などは彩の国優良ブランド品にも認定されており、その品質の高さは折り紙付きです。
「こんにゃくってどれも同じ?」と思ったら大間違い。専門店だからこそできるこだわりの製法と、子どもたちの未来を想う職人の情熱が詰まったこんにゃく作りの現場をご紹介します。

専門店だからこそできる折原こんにゃくのこだわり

久喜駅より徒歩15分ほど。折原こんにゃく店は、工場と店舗を兼ねた造りになっています。

看板はなく、一見すると工場のような外観ですが、実はここで直接購入も可能。
「知る人ぞ知る名店」として、地元の人に親しまれています。
「昔はどの町にも、こんにゃく屋さんがあったんですよ。」そう語るのは、折原こんにゃく4代目、折原良さん。

折原こんにゃくでは、「本物を届けたい」 という信念のもと、創業当時からの伝統の製法を守り続けています。

「こんにゃくって、実は息をしているんですよ。」

良さんが教えてくれたのは、こんにゃくの意外な一面。
水を含んだり吐き出したりを繰り返すことで、味が染み込む仕組みになっているのです。

そんな繊細な特性を持つこんにゃくだからこそ、どんな作り方をするかで、味や食感が大きく変わります。

「折原こんにゃくでは、素材の力を活かすことを大切にしています。だからこそ、アク抜きしなくても、そのままおいしく食べられるんです。」

市販のこんにゃくは、アク抜きをするのが当たり前ですよね?

「一般的なこんにゃくは、効率よく作るために石灰水を使って短時間で固めることが多いんです。でも、うちは専門店だからこそ、時間を掛けて作れる。 余計な凝固剤を使わず、こんにゃく本来の風味を引き出しているんですよ。」

手間を惜しまず、素材の力を活かす。 それが、折原こんにゃくのこだわりです。 だからこそ「アク抜き不要」で、そのままでもおいしく食べられる のです。

また通常のこんにゃくは プロペラのような攪拌機 で練られますが、折原こんにゃくでは 圧力をかけて練る製法 を採用。 これによって、こんにゃくの繊維が壊れず、独特の弾力が生まれるのです。

手作業が生み出す、折原こんにゃくならではのおいしさ

折原こんにゃくのおいしさを支えているのは、職人の手作業。

たとえば、おでん用のこんにゃくは厚切り&鹿の子状の切れ目で、ダシがしっかり染み込む仕上がりに。
刺身こんにゃくは、包丁で一枚一枚薄くスライス。機械ではうまく切れないこんにゃくを、まるで本物の刺身のように仕上げます。

さらに、糸こんにゃくは、大きな結び目を作ることで、繊維をほぐし、味を染みこみやすくさせています。こんな細かな作業も、「おいしく食べてもらいたい」という想いを込めて、職人がひとつひとつ手作業で仕上げています。

94年の歴史、受け継がれる伝統の道具

こうした職人のこだわりを支えているのが、創業当時から使い続けられている木枠。折原こんにゃくでは昔ながらの道具を大切にしながら、丁寧なものづくりを続けています。

夏の定番、折原こんにゃくのところてん

折原こんにゃくでは、こんにゃくだけでなく、夏の人気商品「ところてん」も作っています。

ところてんの魅力は、つるんとしたのどごしと、心地よい歯ごたえ。
折原こんにゃくでは、代々受け継がれた天草の配合にこだわり、風味と食感のバランスを大切にしています。

「ところてんは一子相伝」

受け継がれた味を守りながらも、良さんが5~6年かけて試行錯誤し、新たな風味を生み出しました。

「折原のところてんの歴史の中でも、間違いなく自信作です。」

また、「極細きぬづき」と呼ばれる特別な細さで突き出せるのも、折原こんにゃくならでは。
ところてん自体にしっかりした弾力があるからこそ、繊細な細さが実現できるのです。
折原こんにゃくでは、お馴染みのパック販売に加え、塊のままのところてんも購入可能。

さらに、専用の突き棒も取り扱っており、自宅で「突きたてのところてん」を楽しめます。

「突きたてのところてんは、天草の風味が格別なんです。パック詰めとはまた違うおいしさがありますよ。」

その特別な味を求め、遠方から訪れるお客さんも多いのだとか。

実は久喜の給食にも!地元との深いつながり

折原こんにゃくは、地元・久喜で根付いています。
その代表的な例が、40年以上も久喜の給食に使われていること。

「実は、久喜の子どもたちも知らないうちに、折原こんにゃくを食べているかもしれません。
『みんなの体の0.2%くらいは、うちのこんにゃくかも?』なんて冗談を言うこともありますよ。」

職人さんは、そう笑います。

「給食は、子どもの味覚を育てる大切なもの。だからこそ、本物の味を知ってほしい。」

そんな想いから、折原こんにゃくでは給食用の豆腐も作っており、みそ汁や麻婆豆腐に使われています。

「子どもたちの体に入るものだから、原材料はすべて国産を使用しています。」

職人のこだわりが、安心・安全な食づくりを支えています。
さらに、折原こんにゃくは小学生の職場体験の場にもなっています。
子どもたちは「味噌田楽の串打ち」を体験しながら、地域の食文化に触れていきます。

そして、お店の前は、地元の子どもたちが毎日通う通学路。
「子どもたちの姿を見ていると、”今日もおいしいこんにゃくを作ろう”って思うんです。」

職人さんのそんな言葉に、折原こんにゃくの想いが詰まっています。
地元で育つ子どもたちに「本物の味」を届けたい――。
折原こんにゃくの仕事は、ただ「作る」だけではなく、地域とともにあるものなのだと感じました。

実際に食べてみました!折原こんにゃくの楽しみ方

折原こんにゃくのこだわりが詰まった商品を、実際に食べてみました!

  • 刺身こんにゃく

臭みゼロ!なめらかな口当たりに驚きます。
4代目おすすめの「ゴマ油×塩」を試すと、おつまみにもぴったり!

  • おでん用こんにゃく

ガブリと食べ応え抜群!
厚切りなのに、ダシがしっかり染み込んでいます。

  • 玉こんにゃくの炒め煮

店主の良さんいわく「こんにゃくが悲鳴を上げるほどしっかり炒めてください!」とのこと。炒めるほど水分が抜け、味がギュッと染み込む絶品仕上げ。

「ところてんは突きたてが最高!実際にやってみました!

今回は、実際にところてんを突いてみることに!専用の突き棒は、「折原こんにゃく」の刻印入りです。

ぐっと押し出すと…つるんと細く、美しいところてんが押し出されました。突きたてのところてんから、ほんのり天草の香りが広がります。

この突きたてのところてんを、3種類の味で食べてみました!

①黒蜜&きなこ

黒蜜とあんこを合わせると…まるで和スイーツ!
4代目いわく、あんことも相性抜群とのこと。


②からししょうゆ

さっぱりとしたからししょうゆが、細く突き出されたところてんによく絡みます。


③ヨーグルト

角切りにしてヨーグルトと混ぜると、まるでナタデココのような食感!
ヘルシーなのに満足感があり、新感覚の食べ方です。

久喜の地元の味、折原こんにゃくをぜひ一度体験してみてください!

「懐かしい味だねぇ、おいしいねぇ。」
試食会で地元のお年寄りからそんな言葉をかけられることが、良さんにとって何よりのやりがいなのだそう。

折原こんにゃくの商品は、折原こんにゃく店での直接購入はもちろん、地域のスーパーや直売所でも手に入ります。

一口食べれば、臭みの一切ない本物のこんにゃくのおいしさや、ところてんの爽やかな風味に驚くはず。
折原こんにゃくを使えば、いつものメニューがさらにおいしくなること間違いなし!
ぜひ、一度味わってみてください。



有限会社 折原コンニャク店
住所:埼玉県久喜市本町2丁目13番27号
アクセス:<電車の場合>JR宇都宮線・東武伊勢崎線「久喜駅」西口より徒歩約15分
<車の場合>東北自動車道「久喜IC」より約8分
駐車場:一部駐車スペースあり
TEL:0480-21-0507
営業時間:9:00~17:00
定休日:土曜日、日曜日

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