みなさんは三崎の森公園をご存じですか?
自然に囲まれた静かなスポットで、子どもと一緒にのびのびと過ごせる公園です。
今回は実際に三崎の森公園を訪れたので、公園内の様子をレポートします。
三崎の森公園はどこにある?

三崎の森公園は、埼玉県久喜市菖蒲町にある自然豊かな公園です。
周辺はのどかな雰囲気で、地元の人が散歩やお子さんとの遊び場として親しんでいる場所。
公園専用の駐車場も用意されており、約8台まで停められるので、車でのお出かけも安心です。

駐車場のすぐそばには、「日本の公園の父」と呼ばれた本多静六博士の森が広がっています。
博士は全国各地の公園づくりに携わった人物で、この公園でも自然を活かした空間づくりが行われています。
実際に森に足を踏み入れると、猛暑日だったにもかかわらず、木々の木陰に入った瞬間に暑さが和らぎ、心地よい風が吹き抜けました。
真夏の強い日差しから逃れてひと休みできるのは、ママにとってもお子さんにとってもうれしいポイント。
森の中ではセミが元気よく鳴いていて、虫取りを楽しみたいお子さんにもおすすめです。
三崎の森公園の様子がコチラ

広場に入ると、まず目に入ったのがピンク色を帯びたテイフブレアの花でした。
花は小さくてかわいらしく、見ているだけで癒されました。
広場には植木や草花が多く、テイフブレアの緑のじゅうたんが一面に広がっています。
植物が多いせいか、バッタなどの昆虫もたくさん飛び交っていて、虫探しが好きなお子さんなら夢中になれるはずです。

園内にはインターロッキングが整備されているので、ベビーカーを押しながらでも快適にお散歩できます。
道の段差も少なく、安心して赤ちゃんを連れて散策できるのがありがたいところ。

広場自体には遊具が設置されていないため、ブランコやすべり台はありませんが、その分とても広々とした空間になっています。
歩き始めたばかりのお子さんがヨチヨチ歩きを練習したり、元気いっぱいに走り回りたい子どもが自由に遊んだりするのにぴったりです。
人混みも少なく静かな雰囲気なので、気分転換に外へ出たいママにもおすすめ。
お弁当やおやつを持ってきて、のんびりピクニックを楽しむのにも最適な公園です。
公園で遊ぶのにうれしい設備
小さなお子さん連れで公園に行くときに気になるのが設備面ですが、三崎の森公園にはうれしい工夫がそろっています。

まずトイレは男女別に加えて「みんなのトイレ」もあり、ベビーカーのまま中に入れる広さが確保されています。
小さな子どもを連れていると、荷物も多くトイレの出入りに一苦労することがありますが、ここなら安心です。

さらにトイレの入口付近には水飲み場が設置されています。
特に印象的だったのが「手を離すと自動で水が止まる蛇口」。
水の出しっぱなしを防げるので節水になり、子どものいたずらも防止できるのがうれしいポイントです。
息子はこのタイプの蛇口を初めて見たので、水が急に止まることが不思議だったようで、何度も試しては笑っていました。
こうしたちょっとした体験も公園遊びの思い出になりますね!

休憩できる場所も充実しています。
広場には屋根付きベンチが2箇所あり、日差しや雨を避けて座れるのでとても助かります。

さらに驚いたのは、広場のあちこちにベンチが配置されていること。
数えてみると10脚以上の数があり、どこにいてもすぐ腰掛けられるのは小さな子ども連れにとってありがたい工夫です。
息子が水分補給をする時や、私がちょっと荷物を置いて一息つきたいときにも便利でした。
三崎の森公園へ行ってみよう!

今回、三崎の森公園を訪れて、自然に囲まれてゆったり過ごせる落ち着いた公園だなと感じました。
虫取りやお花探しを楽しんだり、広場をのびのび走り回ったり、親子で季節を感じながら遊べる場所です。
設備も整っていてママにとって安心できる環境なので、「今日は自然の中でのんびりしたいな」という日にぜひ訪れてみてください。
三崎の森公園
住所:埼玉県久喜市菖蒲町三箇字新堀向5-7
アクセス:JR宇都宮線・東武伊勢崎線「久喜駅」から車で約15分