
株式会社フジハウジングが所属するグループ会社(フジタ財託グループ)と株式会社4Uは、このたび業務のパートナーシップ契約を締結しました。今後は販売促進やコラボ企画、コラボ商品の展開など、さまざまな取り組みを共同で行っていく予定です。例えば、10月からアップビー2階でスタートするサウナ事業に合わせて、サウナ後のお客様が1階の「イソギンチャクの午後3時」で食事を楽しめるオプションを用意するなど、相互に連携した企画が進められています。
そんな新しい取り組みを控えるなか、今回は「イソギンチャクの午後3時」を運営する株式会社4Uの小林寛樹さんに、お店に込めた思いやご自身の歩みについてお話を伺いました。
“イソギンチャクの午後3時”という名前に込めた思い
ーー“イソギンチャクの午後3時”というお店には、どんな意味や思いが込められているのでしょうか?
駅前という立地なので、歩いている人や働いている人が“ちょっと一息つける隠れ家”のような場所にしたいと思ったんです。イソギンチャクはクマノミにとって休憩や身を隠す場所。このお店も同じように、お客様にとって安心できる空間になればと考えました。
ーー店名と“昭和レトロ”という雰囲気は少し不思議な組み合わせにも感じますが……
そこはあまり気にしていません。“どんなお店?”と気になるきっかけになればと思っています。
家具から飲食へ――小林さんの歩み
ーー「子どもの頃はどんなお子さんでしたか?」
やんちゃでしたけど心は優しかったと思います。夢はピエロになること。人を笑わせたいという気持ちは今も残っていて、それが自分の基盤になっています。サッカー漬けの毎日で、社会人チームに入りプロを目指していた時期もありました。
ーー小林さんはどちらのご出身で、どのような経歴を歩んでこられたのですか?
出身は鷲宮です。高校を卒業して当時飲食業に興味はなかったので調理系ではない長野の専門学校に進み、そのまま就職してしばらくして・・・地元に戻ってきました。
ーー飲食業を始めたきっかけや、“食”や接客に対してどのように関わるようになったのかを教えてください。
もともと輸入家具を扱う店で働いていたんです。家具が好きでその道に進んだんですが、その店が“チタチタ(アジアンカフェダイニングCHITACHITA)”の前身で、移転のタイミングで飲食を組み合わせることになった。そこからが僕の飲食キャリアの始まりです。
飲食は未経験でしたが、妻がもともとベトナム料理店で働いていて。『じゃあ私が働く』と言ってくれたのがスタートですね。最初は飲食業に特別な興味はなかったんですが、お客様を喜ばせるという点では家具も飲食も同じだと気づいて、そこから楽しさを感じるようになりました。
ーーでは、今は奥様と2人で経営するお店を支えているんですね。
そうなんです。飲食は妻が師匠ですから、ずっと一緒にやってきました。でも実は最近は娘もお店を手伝ってくれていて。お店では名前で呼ばせていますけど、家では“パパ”です(笑)。家族で一緒に仕事ができるのはありがたいことですね。
ーー接客に対しては、もともとどんな印象を持っていましたか?
接客にはもともと抵抗がありました。今でも人見知りですし、最初の頃はお客様の前で話すのも緊張しました。でも“自分がいいと思ったものを提供して喜んでもらう”ことが楽しいと気づいてからは、前向きに取り組めるようになりました。
美味しい驚きと、地元愛
ーーお店づくりや料理で特に大事にしていることは何でしょうか?
知っている食材同士を意外な組み合わせで提供することです。たとえば“豚キムチのクリームパスタ”(アジアンカフェダイニングCHITACHITA限定)。豚とキムチとクリーム?って思うけど、食べてみると辛さがマイルドでまろやかになって美味しいんです。そういう“驚きの発見”を楽しんでもらいたいんです。他にも“マーボーカキ豆腐”や、ちょっと惹かれるようなネーミングをつけた料理など、“ここにしかない組み合わせ”を意識しています。
ーー地域への思いを聞かせてください。
高校を卒業して一度地元を離れたんですが、戻ってきたときに“やっぱり地元が好きだな”と強く感じたんです。だからこそ、この街に恩返しがしたい。鷲宮や久喜にお店を出したのも、地域に少しでも活気を与えたいと思ったからです。お店をきっかけに『鷲宮っていい街だな』『久喜も面白いな』と感じてもらえたら嬉しいですし、地元の企業や仲間たちと一緒に街全体を盛り上げていければと思っています。
ーー最後に、読者へメッセージをお願いします。
“笑顔のスイッチを押します”というのがうちのスローガンなんです。特別に面白いことを言うわけではないですが、料理やお酒を通じて自然と笑顔になって帰ってもらえたら、それが一番の喜びです。気軽に立ち寄って、友達とワイワイしてもいいし、一人でふらっと休憩に来てもいい。午後3時から開けているので、早い時間から飲みたい方や0次会で使いたい方にもぴったりです。とにかく、この空間を楽しんで、少しでも元気になってもらえたら嬉しいですね。

中央) フジハウジング 代表取締役 藤田田
右から) アップビー 代表取締役 鵜殿隆太郎・アップビー 鈴木亮太
パートナーシップ締結時 記念の1枚
「イソギンチャクの午後3時」 店舗情報
住所:埼玉県久喜市久喜東2-4-7
TEL:0480-53-0899
営業時間:15:00~23:00
定休日:日曜日・月曜日
SNS:https://www.instagram.com/isoginchaku_pm3?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=OTVscndxN291cDBj

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