地元特産イチジク使い❝中辛❞

アスリート向け 高たんぱく30ℊ配合

花咲徳栄高校と加須市雇用協が連携し地域の特色を生かした高たんぱくのカレーが開発されました。

※2024年3月28日時点で本年度のアスメシカレーは完売しております。
来年度は商品仕様の変更を予定しており、現在見直し作業を進めているとのこと。
商品仕様や販売日程などは決定後、加須市地域雇用創造協議会のHPにて案内されるそうです。

加須市の外郭団体・加須市地域雇用創造協議会と加須市内にあるスポーツの名門校・花咲徳栄高校食育実践科の生徒が連携して取り組んできた❝レトルトカレー作り❞が成功し、7月20日から市内の小売店や道の駅などで「アスメシカレー」の商品名で販売されている。

このカレーの特徴は何といっても高たんぱく30gを配合した事だ。現在世の中に出回っているレトルトカレーで最も多い高たんぱく質が14gなのでその倍はある。ターゲットとして「アスリートや体力づくり、美容や健康のためにたんぱく質を多く摂取したい人向けに開発した」と曾田有紀教諭と坂巻健治協議会担当者は語る。

開発は同協議会が地元加須さんのイチジクを使って様々な加工食品の開発に取り組んでいることから同校に地元特産のイチジクを使ってレシピ作りに参加してほしいと要請。これを快諾した同校が食育実践科80人の中から希望者25人を選んで昨年11月から今年1月まで都合3回、授業後にイチジクの量をどのくらいにし、スパイスは何を選択すればいいかなどを6チームに分かれて研究した。アドバイザーには加須市出身のカレー研究の第一人者・井上岳久氏が就いた。

500円で発売中

出来上がったカレーは一般販売する前に同校の生徒や父母に試食してもらったが、その食後のアンケートによると「通常のレトルトカレーに比べて具も大きく食べやすい。美味かった」「辛すぎず甘すぎずの中辛で子どもにも食べやすい味と思った」など上々の評価を得た。「アスメシカレー」(200g)は7月20日から500円(税別)で市内7小売店や道の駅で販売が開始された。商品に関するお問い合わせは同協議会(電話)0480-53-8020へ連絡を

花咲徳栄高校と加須市雇用協連携のカレー
アスリート用×メシ アスメシカレー

記事:農時新聞 2020年8月19号
写真提供:農時新聞

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農時新聞は、農業生産法人 誠農社が発行する フリーペーパーです。
地域の振興と活性化を目的に、毎号、久喜・加須を中心に地域の話題が掲載されています。
商品広告が非常に少ない点が特徴で、最新号の8月号では1面に水害時の避難場所での収容能力不足に関してや、花咲徳栄高校と加須市地域雇用創造協議会の連携で開発されたレトルトカレー「アスメシカレー」の情報など、地元に密着した地域の情報が揃います。4面には読者投稿の和歌コーナーやプレゼントも充実。
久喜・加須市民だけでなく、他都県から引っ越しを考えている方にとっても良い情報元になりそう。
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