久喜の老舗豆腐店「清田豆腐店」の人気商品を実食してみた！

みなさんは豆腐店で豆腐を買ったことがありますか？
私はありませんでした。
普段はスーパーで購入しています。安く手に入り、近くに豆腐店を見かけたことがなかったからです。

そんな私ですが、「豆腐店の豆腐はスーパーのものとどう違うのだろう？」と気になっていました。
久喜市には、100年以上の歴史を持つ老舗の豆腐店があるそうです。

一体どんなお店なのか、豆腐の味に違いはあるのか、実際に購入して食べてみました！

老舗豆腐店の正体は清田豆腐店

こちらが、100年以上の歴史を誇る老舗「清田豆腐店」さんです。
白と黒のコントラストが映える外観に、看板やディスプレイからはどこか懐かしい雰囲気が漂っています。

なんと、久喜市内で最も長く続いている豆腐店なのだとか。
かつては久喜駅の近くで営業していましたが、土地開発に伴い現在の場所へ移転したそうです。
場所は久喜駅西口から徒歩約8分。

車の場合は、お店から約50m離れた場所に1台分の専用駐車スペースがあります。
その駐車場には2台分のスペースがありますが、清田豆腐店用は壁側の1台分のみなのでご注意ください。

私も今回は車で訪れましたが、住宅地の中にあるため道幅は車1台分ほどとやや狭め。
運転に自信がない私は、かなりゆっくりと走り、対向車が来ないことを祈りながら運転しました。
運転が不安な方は、電車での来店をおすすめします。

清田豆腐店の店内の様子

店内に入ってすぐ、「テレビで見たことある！」と感じました。
出入口のそばには大きな水槽のような容器があり、中にはできあがった豆腐が沈んでいます。
まさに「本物のお豆腐屋さん」という光景にテンションが上がりました。

店内奥には大豆を茹でる機械があり、私が訪れた際には蓋の隙間から「ピーッ」という音と共に勢いよく蒸気が上がっていました。
その様子に圧倒されつつ、店内の蒸し暑さを感じながら「夏場の豆腐作りは本当に大変そうだな」と実感しました。

その隣には、おからと豆乳を分ける機械があり、稼働中は大豆の香りが店内いっぱいに広がっていました。

入り口すぐ左手にはスライド式の冷蔵庫があり、豆腐や生ゆば、おからなど、お店自慢の商品が並んでいます。
どれも魅力的で迷いましたが、今回は3点を購入することにしました。

購入した商品を実食！

私が今回購入したのはこちらの3点。
左から木綿豆腐（160円）、生ゆば（420円）、豆乳プリン（130円）です。

普段から木綿豆腐をよく食べているので、今回も木綿豆腐を選びました。
驚いたのは、フィルムを開けた瞬間に大豆の香りがふわっと広がったこと。
そして「絹ごし？」と思うほど柔らかいのです！

スーパーで買う木綿豆腐は、水分が多いため開封時に飛び散らないよう注意し、香りを楽しむ余裕はありません。
しかし、清田豆腐店の木綿豆腐は、水分が多いのに飛び散りにくく、香り豊かで、とても柔らかいので調理するのがもったいなく感じました。
そのため、今回はそのまま冷奴でいただきました。

包丁でスッと切れる柔らかさ。絹ごしほどではないものの、木綿とは思えないなめらかさです。
まずは醤油をかけずにパクリ。
舌触りが驚くほどなめらかで、まるで絹ごしを食べているかのようでした。

豆腐好きな我が子が「おかわり！」を連呼したのは言うまでもありません。

生ゆばはラップで二重に包まれています。
店主さんからは「ラップのまま食べやすい大きさに切り、わさび醤油で食べるのがおすすめですよ」と教えていただきました。

さっそくひと口大に切って、わさび醤油でいただくと、トロッとした食感と濃厚な大豆の風味が口いっぱいに広がり、わさび醤油が味をきゅっと引き締めてくれます。
生ゆば好きな私は手が止まらず、あっという間に完食。
生ゆばが好きな方にはぜひ一度味わってほしい逸品です。

豆乳プリンは、口に含んだ瞬間に広がる大豆の香りと、やさしい甘さが印象的。
くどさがなく、大豆本来の自然な甘みが感じられるので、ダイエット中の方や体にやさしいおやつを求める方にもおすすめです。

清田豆腐店の豆腐をぜひ一度！

今回初めて訪れた清田豆腐店さん。
大豆の香りに包まれ、どこか懐かしい気持ちになりました。
木綿豆腐のなめらかさ、生ゆばの濃厚な味、豆乳プリンのやさしい甘さ、どれも感動的でした。
豆腐が好きな方は、ぜひ一度、清田豆腐店さんの豆腐を味わってみてください！

店舗情報

清田豆腐店
住所：埼玉県久喜市南1-3-1
アクセス：JR宇都宮線・東武伊勢崎線「久喜駅」西口から徒歩約8分
TEL：0480-21-2666
営業時間：10:00〜18:30
定休日:日曜日、水曜日

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