久喜市加須市 合併10周年で多彩に記念行事
久喜・加須の両市が今年度「合併10周年」を迎えた。そこで両市ではこれを記念して来年3月末までを”祝賀年”として様々なイベントを企画、実行することにしている。
プレミアム付商品券発行 -久喜市
販売総額5億円 発行総額6億2500万円 プレミアム率25%
久喜市は合併10周年の記念予算として総額約1億6500万円を計上した。そのうちでとくに目を引くのは予算1億4500万円の「プレミアム付商品券」を発行することだ。発行の目的について榎本正則・久喜市ブランド推進課長は「消費喚起と地域経済活性化のため」と語る。販売総額5億円、発行総額6億2500万円、プレミアム率25%。
販売対象は久喜市在住の市民15万人に限定している。プレミアム付商品券は1セット=500円券×25枚綴りで構成、購入限度は1人5セットまで(5万円で6万2500円の商品券付)。
完全予約販売で申込期間は7月1日から明日8月2日まで。市指定の専用はがき(本庁舎や商工会等に配備)で投函、1人1通のみ。発行総額を上回った時は抽選で当選者を決定することにしている。商品券は市内イトーヨーカ堂やモラージュなどの大型店と中・小店舗で使えるが、市では中・小店舗への配慮策として1セット25枚のうち15枚は大型店では使えないように工夫を凝らした。榎本課長は「8月中に速やかに抽選をして9月上旬には当選者に通知したい」と語る。プレミアム付商品券の有効期間は10月1日~来年3月31日まで。
コンセプト 祝う・楽しむ・始まる -加須市
一方、加須市は総額2941万9000円を予算計上した。
コンセプトは「10周年を祝う・楽しむ・始まる」。来年3月22日にはパストラルかぞで記念式典と市民劇団ミュージカルかぞが「いち」を上演する。その他、既に記念こいのぼり手ぬぐいやミニフィギュアの販売を実施、12月22日には花咲徳栄高校出身のプロ野球選手と市民の少年野球チームとの交流を計画している。
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